写真家・酒井一貴(Kazutaka Sakai) の、2021年のKG+での個展「horizon horizon horizon」で発表された「夜明けの時間を撮る」をテーマにしたシリーズの写真集です。
夜明けの微かな光が映し出す個々の対象をモチーフに、作者はどこまでも青く静逸な風景として写真に記録する。そこには昼間の日常はなく、朝の清々しさとは異なる何かが立ち現れる。
表紙は真っ白、豊かな触感の気包紙GL-FSを使用。一見何もない純白の紙に繊細な青いラインが入り、透明箔押しが薄っすら現れる。本文は光沢あるアート紙、OK金藤を使用。CMYKと違い、デジタルRGB出力で不思議な色の再現度は写真の青い空気を美しく表現し、この写真集を成立させた。
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「horizon horizon horizon」
2021
edition 150
サイズ:240×190 mm
50頁 掲載写真 31点
用紙:気包紙GL-FS 255kg、OK金藤135kg
印刷:インクジェットデジタルプレス RGB出力
*サイン入り
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